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  たび鉄通信  by虎キチこまちゃん

阪神タイガースあれこれと、ぶらり旅のブログです。

  • 2008.04.14 Monday

阪神強さの秘密


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アニキ2000本安打、新井1000本安打同時達成から一夜明けた昨日の試合は、序盤の拙い攻めもあって1点先行され、0行進の苦しい展開でしたが、8回赤星の3塁打から活路を開いて、3000本コンビ、新井、金本の連続タイムリーで逆転。KFリレーも決まり、連勝。開幕から5カード続けての勝ち越しで貯金は今季最多の8。勝率7割をはるかに超えるハイペースで首位を快走しています。安定した戦いぶりにますます期待が高まってきますね。

ここまでのデータを確認してみると、チーム力の高さがよく分かります。打線ですが、打率はリーグでは中クラス。本塁打にいたっては7本で最下位。巨人の半分以下です。でも得点は巨人よりも多いんです。新井の加入が色んなところに好影響を与えていますね。下位打線で作ったチャンスに赤星がタイムリー、さらに新井が金本につなぐ。この流れで決して多くないチャンスを確実にモノにするケースが目立ちます。ホームランの得点だけで終ってしまう巨人打線より相手に与えるダメージが大きいでしょう。しかも試合の後半なら、KFが控えています。

今年は先発陣の再構築が課題でした。このテーマで勝ち残った6人の開幕ローテ陣、なかなか踏ん張ってますね。開幕直後からジェフを欠いた状態ですが、ゆとりのある継投ができています。

2002年星野監督当時、同じ様に開幕から飛び出した時は、その後故障者が続出して失速しました。この失敗を糧にあくる年金本を獲得、ナインの間にも徹底した健康管理や体力作りが定着して、今の阪神が出来上がりました。この点ではあまり心配の要素はないのですが、ひとつ。それは開幕から固定メンバーで戦っている中で、昨年レギュラーだった関本や桜井の出番が減っていることです。万が一故障者が出た時、二人の出番となるでしょうが、出場機会が少ない中でモチベーションを維持していけるかです。これは先発を争った他の投手にも言えることですが。

これからの戦いに勝ち抜く「チーム力」はこの控えの選手のモチベーションが大きな要素となると思うのですが。

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